北条南中日記

「教育相談」+「ヤングケアラー」アンケート

2024年11月18日 08時00分

 11月15日(金)全学級で、5校時・6校時に教育相談を行いました。また、5時間目の最初にヤングケアラーに関するアンケートも実施しました。生徒は真剣な様でアンケートに答えていました。

 教育相談では学級担任の先生はもちろん、校長先生、教科担任の先生、部活動の先生など、気軽に相談できるようにしています。立場の違う先生と話をすることによって、悩みや不安が解消されているようです。南中生が楽しく学校生活を送れるよう、教職員全員で見守っています。

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(参考:下記は政府オンライン広報を参照し、掲載)

 「ヤングケアラーとは?」

 こどもが家事や家族の世話をすることは、「お手伝い」の一環であればごく普通のことと思われるかもしれません。しかし、ヤングケアラーが担っている家事や家族の世話は、お手伝いとしてこどもが行うものとは異なり、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行うなど、その責任や負担が重いものです。 

 それによってこども自身がやりたいことができないなど、学業や友人関係などに影響が出てしまうこともあります。ヤングケアラーが行っている家事や家族の世話は多岐にわたりますが、一般に多いのは、食事の準備や掃除、洗濯といった家事、見守り、きょうだいの世話、目の離せない家族の励ましなどの感情面のサポートなどです。

 自分がヤングケアラーであることに気付いていなかったり、「家族のことは家族でなんとかしなければ」という思いで頑張るあまり、一人で悩みを抱えてしまったりする人がいます。そこで、国・地方自治体や民間団体において、ヤングケアラーのこどもたちの声を聞き、一人にしない取組が始まっています。