北条南中日記

ものづくりの楽しさを ~1年技術:世界でたった一つのものづくり~

2025年3月24日 08時00分

 令和6年度1年生の技術の実習では、自分が本当につくりたいものをじっくり考え、「世界でたった一つのものづくり」に挑戦しました。南中生一人ひとりがアイデアを凝らし、パイン集成材を4枚、木ねじ、みつろうワックスを使って製作しました。自分だけのオーダーメイドのものは、とっても貴重な価値があります。なぜなら、持ち主だけのオリジナル、最高のものになるからです。たった4枚の木の材料が、強度あり、機能的なデザインにけがき、加工するには様々な技術を使用します。自分の手も、工具も、機械も使って、頭もフル回転させ、友とも協働的に学びました。どの南中生も一生懸命に製作し、89名全員が美しく完成させたことに感動しました。3月14日(金)完成の喜びを感じる作品展示会を実施、16日(日)卒業式前日に自宅に持ち帰りました。

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 授業後に多くの感動をもらいました。卒業式後の保護者の方から直接のメッセージ南中生のノートの振り返りによると、保護者の方や兄弟姉妹、祖父母の家族から「とても上手に作ったね。どうやってやったの。スゴイね。」と褒められたこと。南中の友達に「スゴッ!!凄すぎる!」と褒められたこと。苦手だったものづくりが、またやってみたいと思ったに変わったこと。好きだったものづくりがもっと好きになったこと。また、いつかやってみたいと感じたこと。手書きの振り返りのノートに思いがあふれ出ていました。正直、私も感動しました。

 南中生一人一人がオリジナルに挑戦するには、教師としては情熱と創意工夫、環境整備等の苦労も伴います。しかし、素敵な南中生が感謝の気持ちを持って、教室をいつも美しく整備する心を大切に協力し、南中生が毎時間キラキラ輝いた目で授業に挑戦してくれたおかげで、全員が完成できました。ぜひ、これからも「ものづくりの楽しさ」と「ものづくりは人づくり」であることを大切に、更に成長してほしい、そう願っています。

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