祝 全国入賞 ~全国中学高等学校 オリジナルWebサイトコンテスト~
2025年2月28日 08時00分今年度、技術・家庭科(技術分野)の授業では、2・3年生が実際に社会で活用されている実用的なプログラミングに挑戦し、ネットワークを利用した双方向性コンテンツを学ぶことができました。南中生がプログラミングの基礎を楽しく学ぶために、教材を活用させていただきました。学びにストーリー性のある展開で、双方向ネットワークを活用しているため、教師はリアルタイムで生徒の学べる状況を把握し、支援していきました。AI機能があり、教師は生徒が作ったオリジナル作品を自動キャプチャし、生徒のモチベーションを上げ情報共有したり、評価に活かすこともできました。最終的に、全員の南中生がCLOUD9(クラウド9)という本格的なサイト(プロの方も活用しています)で、各自の問題を発見し、問題を解決をするために、プログラミングによるオリジナルWebサイトの制作にチャレンジしました。
2年生は総合的な学習の時間で学んだことを活かし、さらに技術・家庭科の授業と連携し、さらに情報活用能力を高めるために「職場体験学習×未来のジブンを主なテーマ」に、HTML(エイチティエムエル)言語とCSS(シーエスエス)を使用ました。3年生は統合的な問題解決を目指し、「ジブンで考え、本当に挑戦してみたいオリジナルのテーマ」で挑戦。さらに、Javascript(ジャバスクリプト)言語で双方向性のあるコンテンツについて学ぶことができました。
スゴイことに、186人の南中生が2024年度全国中学高等学校ライフイズテックレッスンコンテスト(プログラミングによるオリジナルWebサイトのコンテスト)に応募することができました。個人差もあります。実用的で難しいこともあります。しかし、南中生は仲間と高め合い、学び続けました。そして、何と・・・、初挑戦した2人が見事、全国入賞することができました。感動です!!受賞した南中生2人は、初受賞の結果を聞き、とても喜んでいました。
このコンテストは、授業で学んだ問題解決の考え方とプログラミングスキルを駆使して制作した、オリジナルWebサイトのコンテストです。毎年、日本全国の中高生の皆さんから、熱のこもったオリジナルWebサイトが多数集まっています。
「敢闘賞」を受賞した南中3年生は、身近な問題解決部門に応募しました。北条地域について、いろんな人に知ってほしい。北条地域の活性化について、問題解決を行うためにWebサイトの制作に挑戦しました。この問題を考えるきっかけになったのは、「北条市民会館で行われた商工文化祭に行って、地域の人は北条地域を活性化するために頑張っているので、ジブンも少しでも力になりたいと思ったから。」だそうです。四国に旅行に来る人に、制作したWebサイトを見てほしいという願いを込め、「北条地区には観光地や景色の良いところがある!!」ということを一番伝えたいメッセージとして制作しました。特に、こだわった点や工夫した点は、表を使って見やすくしたり、スクロールだけで見るのではなく、クリックすると見たいところにリンクづけして飛べるようにしたところで、審査員の方々に評価されました。
一方、「奨励賞」を受賞した南中2年生は、SDGs問題解決部門に応募しました。情熱的なメッセージが応募シートに記載されていました。特に、こだわった点や工夫した点は、「貧しい生活をしている人をなくすために、まず、自分ができることを考えました。小さなことから世界を変えるというのは、とても難しいことだと思うけれど、小さなことを続けたら、いつか、誰かに届いて、世界を大きく変化させることができると思いました。『小さなこと』を『大きなこと』にできることを重視して考えました。貧しい生活をしている人がいることや、そんな世界を変えることができるということと一緒に、少しの努力も無駄じゃないということ、小さな希望も、いつかは叶うということも一緒に伝えれたらいいなと思いました。」
受賞はしていなくても、他に応募参加した南中生のWebサイトも、一人一人が、目の前の「誰か」のために、抱える問題を解決しようと想いを込めた作品ばかりで、参加賞をいただきました。ぜひ、これからも未来を創造し、社会に貢献できる、社会を変革できる人財に育ってほしいと心から応援しています。
コンテスト結果HPへリンク
敢闘賞以上の皆さんは、画面も表示されています。全国のスゴイ作品から更に学びたいですね!!